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山阪佳彦『バス停と椅子』(YY BOOKS)

¥1,100 税込

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まちでよく見かける「バス停に誰かが勝手に置いた椅子」のミニ写真集。椅子の佇まいはもちろん、バス停に椅子を置いた誰かにも想いを馳せて欲しい。人の営みの素晴らしさがぎゅっと詰まった一冊。A6サイズ 72ページ

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https://yy-books.stores.jp/items/65af781c1a112f01916d67c6


2018年だから4年近く前になる、風変わりなトークのお誘いをいただいた。場所は神戸のKITTO(デザイン・クリエイティブセンター神戸)という、もと生糸検査場を改修したお洒落な施設(2017年にロバート・フランク写真展を紹介した場所でもある)。そのときは「WHY PURPLE?展~髪を紫に染めた貴婦人たちの世界~」という……謎すぎるタイトルの、ようするに街なかでよく見かける髪を紫色に染めた中高年女性たち。あれはなんで紫色なのか?という奇妙な研究発表。会場には美しく撮影された市井のパープル・マダムたちのポートレートがずらっと並んでいて、趣旨を知らないで迷い込んだらコンセプチュアルな現代美術展と間違えそうな空間になっていた。いったいそこでなにを話したのかはもう忘れてしまったけれど(なぜスナックの看板には紫が多いのか、みたいな話をしたのかも)、そんな意表を突いた展覧会を企画して僕に声をかけてくれたのが山阪佳彦さん。1961年生まれ、広告から自治体のブランディングまでを手がけるクリエイティブ・ディレクターだ。

その山阪さんは最近「バス停に置かれた椅子」がやけに気になっているそうで、目に付いた椅子を大量に撮影したコレクションを小さな写真集にまとめていた。さっそく入手・拝見してみると、めちゃくちゃ楽しい。ものすごく見慣れた風景なのに、まとまってみるとものすごく奇妙な空間にも思えてくる。商店街を歩いてる紫色の髪のおばちゃんみたいに……。

ひとりで楽しんでいるのはもったいないので、最近バス停椅子の増補改訂版写真集を完成させた山阪さんの著書がこれ。ぜひお買い求めください。

読んだあとはぜったい、自分のうちのそばのバス停(の椅子)も気になってしまうはず!
(都築響一)


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